最終更新日 2024年11月9日 by freedo
(1)ランドセルの基礎知識と選び方
子供が小学校に入学しランドセルを購入する場合は色や大きさ、デザインという3つの点について目を向ける必要があり、現在はカラフルで多種多様なデザインの製品が多数販売されていて主流になっているものの、あくまでも入学し通学する学校毎の様子に合わせる事が大切です。
そのため、今日においても入学する小学校では以前の主流であった赤色や黒色が占める割合が高いのであれば赤色や黒色にすべきであり、個々により異なる色を選定している様子なら好みの色を選んでも構いません。
ランドセルの大きさは一見すると全て共通しているように見えますが、実際には各々により大きさに違いがあり、小さすぎると学校側から配布された教材などが収納できない可能性が生じるので、学校や既に同じ小学校に通っている子供を育てている方に質問してみると安心です。
(2)A4のフラットファイルが収納できる大きさを選ぶ
質問する事ができなかったり、どのような大きさの教材であっても収納できるようにしておきたい時には、A4のフラットファイルが収納できる大きさを選んでおけば大きさが小さすぎて不都合を覚える事はありません。
昨今のランドセルのデザインが秀逸になっている印象を高めるきっかけになっているのが要所要所に施されている刺繍ですが、刺繍が施されているタイプを選択肢とする際には6年間にわたって使い続けるという特性と、防水性能や耐久性能について思慮して選ぶようにします。
小学校に入学する前段階の感性と、6年生になった時の感性に変化が生じるのは珍しい事ではないので長い目で見て納得できる刺繍を選ぶようにし、尚且つ刺繍は糸を用いて施されているので他の革が用いられている部位のように水をはじかないという事も念頭に置いておきましょう。
そのため、通学時に雨に濡れて刺繍から水が内部に染み込んでしまう環境であるのなら、刺繍が施されていないタイプを選んだ方が教科書が水に濡れる心配が無いですし、刺繍を施す上で空いている穴が年月の経過と共に広がってくるという心配もありません。
(3)ランドセルの素材はどう選ぶ?
そして、ランドセルと言えば素材に使用されている物が革であるという事は高く周知されていますが、革の中でも合皮もしくは本革の2つに分かれています。
現在の合皮と本革の比率は7対3という割合で合皮の方が高くなっている上に年々合皮の割合が高くなってきているのですが、その理由は技術の進歩に伴い以前に比べて合皮の質や耐久性が向上してきているためです。
もちろん、本革もしっかりとケアを行えば年月が経過するほど風合いが良くなりますし、肌触りも良いという本革ならではの魅力を味わう事ができます。
そのような本革が持つ魅力をさらに得たいという方に昨今人気が上昇しているのが馬の臀部の革を使用したコードバンを使用しているランドセルであり、牛革を使用した本革を上回る肌触りの良さと耐久性、風合いが得られます。
このような素材によりランドセルの価格は異なりますが、購入されている平均価格は4万円から5万円であり、低価格帯を求める場合でも3万円以上の製品を選ぶと、6年間にわたり満足して使い続けられる製品が購入できます。