2019年10月8日 | 騒がしい世の中

最終更新日 2024年11月9日 by freedo

⒈バンコクの賃貸物件環境を把握する

バンコクで事業を行う計画を立てている方や、仕事上で長期出張を行う方、転勤で異動することが必要になった際には、賃貸住宅を探すことが一般的です。

資金力に余裕がある方は有名ホテルに滞在しながら仕事をすることで快適性を得られますが、長期的な視野で考えた際には、アパートなどを借りることにメリットを感じるのではないでしょうか。

タイに向かう理由は人それぞれですが、数か月から半年以上の期間を滞在するには国内と同様に賃貸住宅探しを行うことで、資金を節約することができます。

注意が必要なことはあり、バンコクは十分に発展、開発された近代的な大都市ですが、地元の方が生活をする住環境は日本と比較しても良好とは言えないことが目立ちます。

特に日本人は普通のアパートでも清潔さや広さ、構造や間取り、水回り等の設備機器など全てのチェック項目に一定以上の質を求める傾向にあります。

海外での生活に慣れている方は別として、普通の日本人がタイでの生活を送る際には、賃貸住宅の環境を十分に把握した上で契約することは欠かせません。

バンコクの場合ではあまり物件に期待することができないのではと感じてしまう方も多いものですが、実際には外国人向けに建設された物件は非常に沢山存在しています。

世界中の各国から人が集まる国際都市として機能していることを背景にして、実際に人種を問わずに多くの方々が生活をしている都市圏です。

外国人向けの物件は造りが非常に良く、水回りの設備機器も充実化させています。

快適性も十分に保てるように、1室の面積が広いことも特徴的です。

アパートやマンション、コンドミニアムなどが沢山あり、この中ではマンションとコンドミニアムは推奨できる物件です。

おすすめできる理由は大型賃貸物件の場合は、他には見られないような設備が整っていることをあげられます。

テレビや洗濯機、冷蔵庫や電子レンジなど基本となる家電製品が最初から備わっていることや、家具付き物件も多数あります。

入居者全員が利用できる設備には、プールやサウナ、フィットネスや駐車場が完備されている物件も多く、設備は物件次第で更に範囲は広がっています。

このランクの物件でも日本ではあり得ないほどの低家賃にて借りることができます。

タイの通貨はバーツになり、日本円に換算する際には大よそ3.5を掛けると大体の料金を把握できます。

例えば20,000バーツの家賃設定の場合では、70,000円程度と判断することができるので1つの目安にしておくと便利な計算を行えます。

現地に出向いてから現地で物件探しをすることは避けた方が賢明です。

タイ語に精通していない方は物件探しから交渉、契約時にも問題が起きてしまうことは決して少なくはないので、国内で出発前に探しておくことがポイントです。

その方法は至って簡単で、インターネットに接続できる環境さえあればパソコンでもスマートホンからでも探せます。

バンコクの賃貸物件を主に紹介と案内、仲介をしている会社は複数あり、各社の公式サイトで物件情報を掲載しています。

日本国内でも離れた場所でアパートなどを借りる際には、今ではネットから物件探しをする方が多いのですが、これと全く同じ環境で探せるというサイトです。

日本語表記で分かりやすいサイトを選び、仲介している物件情報が多彩なサイトは利便性を感じられます。

物件情報はかなり重要なチェック項目になり、建物全体の写真が掲載されていたり、居室の写真から水回りの写真まであれば完璧です。

後は物件に備わっている設備機器や施設などの項目をチェックすることも忘れてはならないことです。

住みたいと感じた物件は、サイト運営会社に物件ナンバーを伝えることで現地スタッフの案内で内覧を行えるという方法です。

サイト運営会社が日本人である場合や、日本語に精通しているスタッフがいることや、現地での案内から契約を結ぶスタッフが日本人であれば、もっと安心できる契約を結べます。

但し最初にネット上から写真だけを見ても、実際に内覧をした際にはイメージとは違ったという事例も沢山あるので、必ず複数の物件を紹介してもらうことも欠かせません。

契約においても現地スタッフが日本人の場合は、そのまま日本語の契約書を交わせることもできます。

オーナーが外国人の場合は英語表記やタイ語表記などを用いている物件もありますが、前提として契約する会社は各物件の管理会社になるので、そもそも日本の会社が管理会社を行っていれば、全てを日本語で済ませられます。

管理会社は事前に十分な把握が必要です。

入居後の家賃の支払い方法や支払先、生活を送る中での物件のトラブルやアクシデントにも対応力の優れた管理会社であることで、長期間にわたって安定した生活を送ることに成功します。

逆に言えば、日本語を使えない管理会社と契約してしまうと家賃額だけではなく、整備費用や修理費用等の負担金でも問題が起きてしまう可能性があります。

よその国といってもバンコクの賃貸探しは、日本での物件探しに近い仕事を行う会社に依頼することは大前提ではないでしょうか。