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東進衛星予備校とMSGとはなにか

東進衛星予備校は、株式会社ナガセが経営する東進ハイスクールの一種で、1985年の開校と1991年に開始された衛星授業のサテライブにルーツがあります。
自校舎に対する映像配信システムがサテライブで、それが他の学習塾でも利用できるようになったのがこの衛星予備校です。

 

日本全国に約1000校と普及拡大している

現在では日本全国に約1000校と普及拡大しており、便利な仕組みの恩恵を受ける生徒は少なくないといえます。
近年においては、映像配信とフランチャイズを組み合わせた、大学受験予備校の提供が積極的に行われています。
通信衛星とインターネットを活用した映像配信で、全国の加盟校に講義が提供されますから、地方にいても質の高い授業を受けることができます。
初期の東進ハイスクールは、生授業の内容を衛星授業で各地に配信する形でしたが、現在は生授業そのものが廃止されているので、直営校でも東進衛星予備校でも同じです。
つまり校舎の位置づけが異なるだけで、学習システムや授業内容に違いはないわけです。
難関大学の現役合格実績が豊富ですし、毎年安定した合格者数を叩き出していますから、単なる歴史の長さだけでなく実力の高さが窺えます。
生徒の夢や目標を尊重してサポートしつつ、社会や世界で活躍して貢献する人財育成を実践しているので、改めて東進グループは存在感が大きいといえるでしょう。
東進グループでは、大学受験を見据えた中学生向けのプログラム提供も行っていますから、教育に関する力の入れ具合が他とは異なります。

 

東進ハイスクールにおけるMSGとは

一方で東進ハイスクールにおけるMSGとは、東進衛星予備校のフランチャイズで、神奈川県と愛知県に集中しているのが特徴です。
校舎は岐阜県や埼玉県にもありますが、運営会社の株式会社アイトップが本社を置く神奈川県が一番充実しています。
MSGnetworkという名前でサービスの提供が行われており、教室だけでなく自宅や外出先でも授業が受けられる点に強みがあります。
端末はスマホとパソコンの両対応で、生徒が所有する端末も使えますし、校舎に出向いて教室で授業を受けることも可能です。
やはり、場所を選ばないのが便利ですし、集中したい時は最寄りの校舎が利用できますから、単なるネットで授業を配信する予備校とは違います。
例えば台風などで公共交通機関のダイヤが乱れても、無理に教室を目指す必要はありませんし、到着の遅れを気にせずに授業が受けられます。
これは東進グループならではのメリットですし、授業の遅れを気にせずに済む点が大きいです。
ちなみに、MSGnetwork東進衛星予備校は随時新規校舎を開校していますから、通える地域が広がって衛星授業を利用できる生徒が増加中です。
校舎の立地は駅近くに集中していますから、教室で授業を受けたい生徒にとって朗報です。
授業の内容や量、質は直営校となんら変わりませんし、費用面も同等に設定されているので、不公平感なく授業に集中できるでしょう。
東進グループには実力の講師陣が揃っていますから、授業の内容は分かりやすく頭に入ってきます。

 

映像配信される1万種類にも及ぶ授業を3倍の速さで取り組める

これだけでも入学を検討してみる価値ありですが、独自の高速学習が入学の決め手になる可能性があります。
直営校に加えて東進衛星予備校でも利用できる高速学習は、映像配信される1万種類にも及ぶ授業を3倍の速さで取り組めるのがポイントです。
本人のやる気と集中力次第ですが、やろうと思えば1年分の授業内容を2週間で受講することもできます。
しかも、生徒の実力に合わせて最適なレベルから勉強を始められますから、着実なステップアップで目標が目指せます。
担任指導でやる気の引き出しやモチベーションの維持が行われますし、最適な学習方法がアドバイスされるので、信頼関係を築いたり安心感が得られます。
東進グループなら、MSGnetwork東進衛星予備校を含めて入学を迷う理由はありませんし、生徒は志望校を目指して真っ直ぐに受験や合格に突き進めます。
受験となると、高校生は学校生活を妥協したり部活を諦めざるを得なくなりがちですが、東進グループのMSGnetworkなら部活と両立できます。
これまでに近いペースを保ち、充実した学校生活を送りながら受験勉強ができるので、志望校に合格できても後々後悔せずに済みます。
受験勉強と部活が両立可能なのは、限られる時間を有効活用して集中的に勉強したり、しっかりと授業の内容が頭に入ることに理由があります。
いずれにしても、MSGnetworkの教室で受ける授業は直営校と比べて遜色がないですから、良質な授業で現役合格の自信が高められるでしょう。

 

まとめ

担任の手で生徒の現状を分析してロードマップの作成が行われますし、合格までの道筋ができますし、足元が照らされて登るべき階段が見えてくるはずです。
1985年に開校ということもあって、蓄積されているノウハウが凄いですが、データベース化されている試験問題や大学過去問の量も凄いです。
そして、これらを閲覧して確認できますから、腕試しの挑戦で現在の実力を理解してから欠点を改善したり、実力と自信をつけて受験本番に臨めるようになります。

 

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作新学院の卒業生の進路について

1,作新学院の卒業生の進路先

作新学院では、地元の栃木県でも有名な進学校として名を馳せています。

特に総合進学部では2019年卒業した学生の10人は国公立大学に進学しています。

その中には福島大学に進学した生徒も在籍していることから、東日本大震災後の復興のボランティア活動を経由して、福島の復興活動に加わろうとしたことが伺えます。

他にも筑波大学や宇都宮大学などの地元の公立大学の合格者も多いです。

私立大学に至っては、明治大学や立教大学、立命館大学などの有名大学を中心として241名存在します。

日本大学や帝京大学などの名門校の卒業生が特に多いです。

看護学部や薬学部を進学する学生も多く、看護師や薬剤師を希望する学生も多数見られます。

畑恵氏が理事長を務める作新学院の情報科学部は進学する学生と就職する学生がほぼ半数ずつ存在しています。

大学は帝京大学の医科技術学部や理工学部等、理系の学部や学科が中心です。

総合進学部とは違って専門学校を受験して進学する生徒も数多く在籍しています。

専攻学科はゲーム開発やソフトウェア開発、アニメやイラストなどと言った芸術関係に加え、自動車整備士を養成する専門学校など多岐にわたります。

中には海外の学校に進学する学生もおり、公務員や社会福祉士など単に理系科目だけの進学先とは限らないようです。

2,就職する学生は有名企業が多くあらゆる分野に存在する

就職する学生は、製造業と建築業、情報通信業が中心です。

特にカメラやプリンターなどの製造で有名なキャノンや車のタイヤを開発製造しているブリジストンの工場、情報処理の会社としては有名な大手企業であるTKCなどがあります。

民間企業に就職するだけでなく、公務に就職する学生も存在しており、自衛隊の候補生として就職したり、栃木県警の警察本部に就職する学生も存在しています。

以上の点から、作新学院の情報科学部は単純に情報処理の分野や理系科目に準ずる進学先だけで絞られているとは限らないようです。

サブカルチャーやトリマーなどの専門学校に進学する学生や、警察や自衛隊などの公務員系の職業に就職する学生も存在しています。

作新学院にはそれらだけでなく、トップクラスも用意されており、通常の総合進学部よりも更にハイレベルな授業を行うことが可能です。

二年連続で東京大学の理科1類に合格しており、他にも金沢大学の医学部医学科、東北大学や九州大学などの超名門国立大学の合格者が中心になっています。

国立大学の合格者は総勢81名で東京大学は1名、東北大学は2名、九州大学は3名となっています。

関東を中心とした国立大学の合格者も多く、千葉大学や埼玉大学なども多いです。

地元の宇都宮大学は16名と一番多くなっています。

公立大学の合格者は国立大学の合格者よりもやや少なめではありますが、15名とかなり善戦しています。

私立大学の合格者に至っては834名と特に日本大学に進学する生徒が中心になっているようです。

日本大学と東洋大学の合格者は合わせて70名を突破しており、トップクラスではそれらの大学の受験対策を充実していることが伺えるでしょう。

3,人間を強化する特別授業を頻繁に行っているから実現できるもの

他にも歯学部や医学部医学科、薬学部などへ進学する学生も多く、中には防衛大学校に進学して自衛隊の士官候補生として活躍することも期待できます。

以上の点から作新学院では様々な大学や短期大学、専門学校や有名企業の就職実績があり、将来が期待される学生が毎年旅立っていきます。

これらは単に受験に特化した教育を行っているからではなく、人間性を強化していく特別授業を頻繁に行っているからこそ、実現できるものです。

例えば、作新学院では、単純に授業のレベルを高めていくだけでなく被災した地域に少しでも貢献できるように課外活動を繰り返していくことで、適切な倫理観を養うことができるとともに、健全な学習を後押ししています。

これらを徹底しているからこそ、就職や進学で他の学生よりもリードすることができるだけでなく、面接時にも経験をアピールして採用や合格を手に入れることができるのです。

もちろん、学校側も生徒が主体になれるような授業を行うことができるように日夜工夫しています。

例えば、生徒が真剣に授業を聞くことができるように、ひたすら板書をしていくのではなく生徒側の知的好奇心を掻き立てるような授業を進めていくのです。

更に、学校の授業が単なる受験対策ではないことを説明していきます。

学校を卒業して社会人になったとしても、これまでの学習は無駄ではないことを生徒に説明することができれば、誰かに貢献するために努力を続けることができますし、その副産物として大学の合格率を高めることができるのです。

単純に受験の指導をするだけの学校ではなく、生徒の人間性を強化する素晴らしい授業を展開することで高い進学や就職実績を確保することができます。

学校のすることは予備校のように進学一辺倒になるのではなく、このような倫理観を強化していく授業を前提としていくことが重要であると実感できるデータとなるでしょう。