1.ゴールドリンクなどに代表されるオーディオテクニカという会社
現代の音楽と言うとコンパクトディスクやミニディスクなどが主流で、ネットで音楽を購入した場合には、ミュージックプレイヤーを使って音楽を持ち歩ける時代です。
スマートフォンが主流となった現代において、CDを買うのではなく、ネットで音楽を購入して持ち歩く人が増えているわけです。
昭和の時代はネットなどがありませんので、音楽を買うとなるとレコードやカセットテープなどが主流でした。
カセットテープはミュージックテープなどと呼ばれているもので、レコードの両面に収録されている楽曲がA面とB面に収録されているもの、カセットデッキやカセットテープレコーダーなどの装置を使い音楽を楽しんでいたわけです。
レコードは今の若い世代の人々にとって未知の存在と言っても良いのではないでしょうか。
レコードとは何か、知らない人も多い、見たことがないと言う人も多いと言えましょう。
レコードには1本の溝が掘り込まれている、その溝をトレースするようにレコード針が音を広い、アンプで増幅する仕組みを持ちます。
現在では、レコードそのものの生産は行われていませんが、昔からのコレクターが多いなどからも、針やカートリッジ、そしてプレーヤーを製造しているメーカーも少なくありません。
2.レコードは高品質のサウンドを再生する
プレーヤーに取り付ける針は、アームと呼ぶパーツの先端に取り付けるもので、アームの先端にはヘッドシェル、そしてカートリッジを取り付けてあります。
カートリッジは針を固定するための電子部品で、カートリッジに使える針は決まっている、そしてカートリッジの性能は音への影響を与えるなどと言われているのです。
高価なものを使えば、高品質のサウンドを再生するなどからも買い揃えた人も多いのではないでしょうか。
ちなみに、オーディオテクニカはカートリッジのメーカーの中でも第一線で活躍していた会社で、この会社のカートリッジは高品質なものが多いなどからも注目を集めていました。
カートリッジにはMM型やMC型・VM型などの種類があり、中でもMC型は音質が良いなどからも利用されていた人も多いのではないでしょうか。
但し、MC型の場合はインピーダンスが低いなどからも、直接アンプで増幅することが出来ないなどからもヘッドアンプと呼ぶ変圧トランスが必要になります。
オーディオテクニカ製のヘッドアンプやゴールドリンクなどのステレオプラグも品質が高いため、利用されていた人も多いと言えましょう。
3.現在のオーディオテクニカについて
カートリッジとヘッドアンプは同じメーカーで揃えることでそれぞれの性能が最大限に引き出されるなどからも、多くの人々からの注目、オーディオ評論家などからの注目も集めていたメーカーです。
以前はレコードが主体と言う時代でしたから、アクセサリーで実績を伸ばすことが出来ましたが、時代が変わるとともに、他にも色々なことへの挑戦、そして参入が求められます。
現在のオーディオテクニカは、カートリッジを初め、スピーカー・ケーブル・車載関連・楽器関連・会議システムなど幅広いジャンルの商品を製造販売しています。
カートリッジ同様に、昔から製造し続けているのがマイクやヘッドホンです。
マイクやヘッドホン製品の中にはプロの現場でも活躍するクォリティが高い製品も多くあり、昭和の時代から引き継がれた技術が集約されているのです。
車載関連商品には、ドアチューニングパーツ・デジタルトランスポートD/Aコンバーター、ターミナルやオーディオアクセサリーなどが用意されており、車の中での音楽をより良いものに変えてくれるラインナップを持ちます。
ケーブルはオーディオ機器同士を接続する重要なアクセサリー、ケーブル一つで音質が変わるとも言われているほど、選び方には注意が必要になります。
アンプとコンパクトディスク、レコードプレイヤーの接続用ケーブルを変えるだけで音域が広がる、周波数特性が向上するなどの効果もあります。
4.オーディオテクニカの会議システムについて
オーディオテクニカの会議システムには、赤外線会議システムを初め、デジタル有線会議システム、そして各種アクセサリー類が用意されています。
会議は会社の中での取り決めを行う重要なもの、この会議をサポートしてくれるシステム商品を開発しているわけです。
会議システムを利用することはセミナーを開催する時にも役立つ存在になってくれます。
講師が演説している内容をセミナー参加者全員が聞き取りやすくしてくれる、高品質のマイクやスピーカー、そしてアンプ類を使う事でシステムのクォリティを高める効果にも繋がります。
オーディオテクニカのヘッドホンには、アマチュアタイプとプロフェッショナルタイプの2つに分けることが出来ます。
一般の人が利用するヘッドホンからプロの現場でも十分活躍する高価なヘッドホンを用意しており、スタジオの中などではアーティストが利用しながら演奏をするシーンを公式サイトの中で見ることも出来ます。
時代と伴に、ニーズに合う製品を続々と誕生させていると同時に、昔ながらの技術を今に伝えるメーカーと言えましょう。